一人暮らしを始めたい人へ。お金はいくらかかるの?
こんにちは!今回は、一人暮らしを始めるために必要なお金や手各種続きについてお話しします。
私は、初めての一人暮らしが不安で、色々とネットで調べたり周りに聞いたりしていました。
自分が過去に心配だったことや知りたかったことが、少しでも、皆さんのこれからの生活のヒントになればうれしいです。
一人暮らしにかかったお金と内訳
一人暮らしを考えた時に、一番気になるのがお金のことだと思います。家賃や家具・家電を揃えるのにいくらかかるかなどによって、金額は大きく変わると思いますが、私の場合はトータルで35万円ほどかかったと記憶しています。
私は、駐車場なし・1DKで4万円(管理費込み)の部屋を借りました。礼金なしの物件でしたが、家賃と敷金、鍵の交換や退去時のハウスクリーニング代、仲介手数料などなど・・・で、結局仲介業者に対して15万円ほど払ったと思います。
こんなにかかるの!?と思いながらも、当時はよく分からないまま支払ってしまいました。費用の内訳書はもらいましたが、なんのためのお金なのか、絶対に払わなければいけないものなのか、金額が妥当なのか、などをネットなどで調べて検討してみるべきだったと思います。
皆さんは、もっと安くても良いはずだ!と思ったら、仲介業者に交渉してみましょう。
次に、家具・家電ですが、かなりざっくりと金額を示すと、レンジと炊飯器はそれぞれ2万円、冷蔵庫は中古のものを2万円、ベッドフレームとマットレスで3万円、掃除機が1万円、じゅうたんが1万円、カーテンが1万円でした。(ここまでで、先ほどの15万円と合わせると27万円です。)
ソファ、テーブル、テレビ、ドライヤーは買いませんでした。ちなみに、テーブルとドライヤーは実家で使っていたものを持って行きました。
テレビは無くてもいいやと思っていましたが、後から、知り合いが譲ってくれるというのでありがたく頂きました。結果、テレビ台とレコーダーを買うことになったので4万円ほどかかりました・・・。無くても困らないものは、たとえタダでも貰わないほうが良い場合もあると学びました。
来客が多くなければ、じゅうたんの上にクッションを置いて座れば十分です。一人暮らしの部屋にソファもベッドも置くとかなり狭くなってしまいます。ソファが無いと、クッションに座るかベッドで過ごすかの2択になりますが、1日中部屋で過ごすのでなければ意外とストレスはありませんでした。
それから、自炊すると決めていたので、フライパンや包丁などの調理器具や食器、よく使いそうな調味料を揃えました。その他、生活に必要なものとして、バスタオルやハンガー、お掃除グッズ、食器棚、ゴミ箱なども買いました。この、こまごまとした買い物の出費が意外とかさみました。食器は100円ショップで揃えるなどしましたが、結局全部で4万円ほどかかったと思います。
以上を合計すると35万円ほどになります。家賃がもっと高いとか、家具・家電はこだわりたいとか、人によってお金をかけるところは違うと思います。
私は、安全性と清潔感は気にしつつ、「できるだけ安く」を意識していました。それでも30万円以上ものお金がかかったということは、皆さんがこれから一人暮らしを始められるかどうかの判断において、初期費用として最低限30万円用意できるかどうかが1つのポイントになると言えるのではないでしょうか。
ただし、これは引越し業者を使わない場合の計算です。引越し業者に頼む場合は、時期によって10万円ほどかかることもあるので注意が必要です。特に、進学の時期、転勤が多い時期や週末は金額が高いことが多いので、引越しの日を自分で決められるのであれば避けたほうが良いでしょう。
家具・家電の準備
初めて一人暮らしをする方のほとんどは、自分の家具や家電を持っていないのではないかと思います。初期費用を出来るだけ抑えようとするならば、100円ショップやリサイクルショップを活用すると良いでしょう。
最近の100円ショップの商品は、シンプルなものはもちろん、デザイン性が高いものが増えてきたように思います。私は、食器や観葉植物などの小さなインテリアは100円ショップのものを買いましたが、いまだに気に入って使っています。
それから、地域によっては、市町村が運営しているリサイクルショップもあると思います。商品の種類や数は限られていますが、掘り出し物が格安で手に入るかもしれません。ちなみに私は、食器棚を900円ほどで買うことができました。ニトリなどで探すと安くても5000円以上するので、かなり安く手に入れることができました。
住所変更を忘れずに!
余談ですが、住所変更が必要なものが意外と多いので大変です。
私は、区役所で転入手続きと住民票の取得をして、警察署に行って免許証の住所を変えて、職場や学校に報告する、というところまではイメージしていました。
しかし、その他にもクレジットカード、銀行、奨学金、ネットショッピングの配送先などの住所を変更する必要がありました。
郵便局で転送の手続きをしておけば、前の住所宛に届いたものでも1年間は新しい住所に届けてくれます。転送によって届いたことで、住所変更しなきゃ!と気づくこともありました。
免許証は身分証として使うことも多いので、引越し当日に区役所と警察署と郵便局に行くことをおすすめします。
まとめ
一人暮らしに必要な初期費用は、家賃や引越し業者を使うかなどにもよりますが、30〜50万円ほどかかると思っておけば良いと思います。
内見をしてお部屋を決めて、家具・家電を揃えて、当日は荷物の搬入や整理をして、住所変更の手続きをして・・・と、生活が落ち着くまでは、体力的にも経済的にもかなり負担が大きいと思います。
しかし、これを乗り切ることができれば、自由な生活が待っています。
不安なこと、大変なこともあると思いますが、それ以上に、皆さんが充実した楽しい一人暮らしができることを祈っています。