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SEO検定を受けてきた!社会人が1ヶ月で1級に合格した勉強法と試験当日の流れを紹介します

copo
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先日、SEO検定1級を受験してきました。受験前にSEO検定について調べてみましたが、まだまだ認知度が高くないためか、情報量が少ないと感じていました。そこで今回は、私の実体験をご紹介し、少しでもこれからSEO検定を受験しようと考えている方の参考になればと思います。

SEO検定について

SEO検定とは、一般社団法人全日本SEO協会が実施している民間試験で、1級〜4級まであります。 

試験は、札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・金沢・高松・広島・福岡・沖縄の全国10カ所で開催されます。東京は毎週試験が行われますが、他は各地で年2〜3回試験が開催されます。受験地によって試験日が異なるため、受験を考えている方はホームページで確認しておきましょう。

一般社団法人全日本SEO協会HP:https://www.ajsa.or.jp/kentei/seo/index.html

受験資格

受験資格は特にありません。4級、3級、2級・・・と順番に受験する必要もないので、いきなり1級を受けることも可能です。ただし、下級の内容も出題されるため、1級を受験する場合は2〜4級で出題される内容も理解しておく必要があります。

申し込み方法

電話かインターネットで申し込みをします。ホームページを見ると、試験日の4日前が申し込みの締め切りとなっているようです。締め切り日よりも前に定員に達する場合もありますので、受験を決めたら早めに申し込んでおきましょう。インターネットの申し込み画面では残りの席数が表示されるので、申し込みが可能かどうかを簡単に確認することができます。

どうやって対策した?

知識0の状態から、次に紹介する1〜4級のテキストがほぼ完璧といえる状態になるまで勉強しました。

使用教材

私が使用したのは、SEO検定の主催者である一般社団法人全日本SEO協会が出版している「一問一答」シリーズです。

1級から4級までの計4冊あります。こちらはR6年9月現在、「2022・2023年版」と記載のあるものが最新版です。

私が受験した時は、「公式テキスト」は「2020・2021年版」が最新版でしたが、「一問一答」(今でいう「公式問題集」)は「2019年版」までしか出ていませんでした。

私は「公式テキスト」は購入せず、代わりに「一問一答」を完璧にしようと思い1〜4級すべての「一問一答」を購入してひたすら問題を解きました。

試験本番では、「一問一答」と全く同じ問題や、”出題形式は違うけれど聞かれていることは同じ”問題が半分以上出題されました。

「一問一答」4冊をほぼ完璧にして臨みましたが、「一問一答」では出てこなかった問題が80問中30問ありました。その30問のうち、持っている知識から答えを導き出せず、完全に勘で解いた問題が16問ありました。

以上から推測すると、見たことのなかった30問は、「2020・2021年版」の公式テキストに掲載されているような、新しいSEOの知識が問われていたものと思われます。

私はしっかり準備したつもりで自信満々で受験したものの、最新の情報を知らなかったために合格点ギリギリでなんとか合格したので、これから受験する方は「公式テキスト」も合わせて勉強することをおすすめします。

受験する級だけでも、「一問一答」で足りない知識をテキストで補うようにするのが安全だと思います。

勉強時間

途中から勉強時間を記録し始めたので正確な数字ではありませんが、20〜30時間勉強して合格しました。

試験日の1ヶ月ちょっと前に受験を決めて、そこから本格的に勉強を始めたので、知識0の状態から1〜4級まですべての知識を身につけるには時間の余裕がないことは分かっていました。だからこそ、効率的に勉強することを意識していました。あえて「公式テキスト」を買わずに初めから「一問一答」に絞って勉強したのも、効率を求めたからこそでした。

普段はフルタイムで仕事をしていますが、朝仕事に行く前の30分、お昼休み中の20分、夜帰ってから1時間、といった風に細切れにして勉強していました。それらが積み重なって、20時間以上になりました。

勉強方法

私は「一問一答」だけをひたすら勉強しました。1冊に本編100問と、過去問80問×2回分が収録されています。

全ページを何周もするのは時間が足りないと思ったので、覚えられない問題だけノートにまとめて、赤シートで隠しながら暗記しました。そして数日後にまた「一問一答」に戻って一気に問題を解いて、間違えた問題をノートにまとめて・・・を4冊分繰り返しました。

ちなみに私はiPadでノートをまとめて、赤シートが使えるアプリに取り込み、それをスマホで開いて勉強していました。

YouTubeにも勉強法をまとめた動画があるので、よろしければご覧ください。

試験当日の流れ

SEO検定は受験票が交付されません。当日は、身分証と筆記用具さえあれば試験を受けることができます。なお、会場の掛け時計の時間で試験が行われますが、後ろの席などは見づらい可能性があるので、自分の腕時計があると良いでしょう。

会場に着くと、まず身分証の提示を求められます。運転免許証があれば大丈夫です。

ちなみに、あらかじめ届いていた受験申込完了のメールには、「試験を受けるためには受験番号が必要」と書いてありましたが、メールを見せたり受験番号を申し出るような場面はありませんでした。回答用紙にも、あらかじめ受験番号が書いてありました。

ただし、会場や試験官によっては、受験番号で本人確認をする場合もあるかもしれません。届いたメールは受験終了まで消さずに残しておいたり、受験番号をメモしておくなどしておいた方が良いでしょう。

本人確認を済ませると、座席を指定されるので、着席して試験開始を待ちます。

座席には、問題用紙、回答用紙、受験料の領収証が置いてありました。領収証が欲しいと個別に連絡をしたわけではないので、受験者全員に紙で交付しているものと思われます。領収証は試験開始前にカバンにしまっておきます。

試験官からは「試験開始時刻の5分前に注意事項等の説明を始めるので、それまではテキストを読んだりスマホを使ったりしても良い」と言われました。直前にさらっと復習出来るようなものを1つ持っていくと良いと思います。

私は試験開始の30分ほど前に着きましたが、先に会場にいたのは1人でした。ゆっくり復習できたので良かったのですが、もう少し遅くても良かったと思います。

試験開始5分前のアナウンスに間に合えば良いので、本人確認やお手洗いなどの時間を考慮すると、試験開始の15分前に到着すれば十分だと思います。

試験前のアナウンスでは、スマホなど電子機器の電源を切ること、解き終わったら途中退席しても良いこと、など試験について簡単な説明を受けます。

試験は60分で80問ですが、40〜50分ほど経過した時点で退席する方がちらほらいました。私も途中で退席しましたが、手をあげて試験官を呼ぶのではなく、自分で問題用紙と回答用紙を試験官に渡しに行き、荷物をまとめて会場を出る、と言う流れでした。

余談ですが、同日に複数の級を受験する人がいて、回答用紙を提出する際に「この後も別の級を受験するので、このまま会場に残って勉強しても良いですか」と小声で許可を取って、後ろの方の席でテキストを読んでいました。

試験官によるかもしれませんが、規制ばかりで緊張するような試験ではなく、意外とリラックスして望めた試験だったなという印象でした。受験者の年齢層は、大学生くらいの人もいて、全体的に若めの印象でした。

まとめ

  • 勉強は「一問一答」をやればOK。最新版が出るまでは「公式テキスト」も見ておくのがおすすめ。
  • 身分証&筆記用具は必須。腕時計と直前に見直したいテキストも持っていくと良い!
  • 試験開始の15分くらい前に着けば良い。当日迷わないように、事前に場所を確認しておくのがベスト!

以上、参考になれば幸いです。これから受験される方、応援しています!

ABOUT ME
copo
スキルアップを目指して日々勉強する20代OLです。 社会人になってから独学で簿記2級、FP2級、TOEIC765点を取得。 学習に関する情報などをマイペースに更新していきます。
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