結婚してすぐ病院にかかることになった!旧姓の保険証は使える?【実体験】
結婚して名字が変わったけど、新しい保険証をもらう前に病院に行くことになった・・・
もしかして10割負担になってしまう!?と不安になりますよね。
結論からいうと、保険証番号が変わらなければ、問題なく使えました!
いつも通り3割負担で診察と薬の処方をしてもらうことができました。
私の実体験をご紹介しますが、あくまで一例であり、条件が変わると取り扱いが異なる可能性がありますのでご了承ください。
前提
今回のお話は、
- 結婚の前後で同じ会社の会社員であること
- 結婚後も配偶者の扶養に入らないこと(=自分が被保険者)
- かかりつけの病院であること
が前提となっています。上記をまとめると、名字以外は何も変わらない状況でした。
病院でのやりとり
まず、病院の受付で、
①名字が変わったが、新しい保険証がまだ手元にないこと
②(名字のみ変更のため)保険証の番号は変わらないこと
を伝えました。
すると、番号が変わらなければ旧姓の保険証でも問題ないが(=3割負担でOK)、問診票には旧姓で記入するように言われました。
旧姓で診察を受けることになるので、処方箋や領収書も旧姓で発行されます。
医療費の領収書が必要な場面は少ないので、旧姓で発行してもらって問題ないと思います。確定申告で医療費控除を受ける場合も、領収書の添付は不要です。
処方箋も保険証も旧姓なので、調剤薬局で改めて「名字が変わって・・・」という説明をする必要がなく、スムーズに薬を処方してもらえたのも良かったです。
ちなみに、今回行ったのは過去に何度も利用したことのある、かかりつけのクリニックです。初めて行く病院では対応が違うかもしれないので、ご注意ください。
私は10割負担でも大丈夫なようにお金を多めに持って行きましたが、あらかじめ電話で聞いてみても良いと思います。
保険証が使えない場合
※ここからは、私の実体験ではなく、調べた情報です。
保険の種類が変わると、保険証番号が変わるので、古い保険証が使えない場合があるようです。その場合は、一度10割(全額)負担して、新しい保険証をもらってから(3割負担の人は7割分を)返金してもらいます。
たとえば、結婚を機に仕事を辞めて配偶者の扶養に入ったり、国民健康保険に切り替えたりする場合がこれに当てはまります。
もし保険証が使えなくて全額負担しても、診察を受けた月と同じ月に新しい保険証を持って病院に行けば、病院で返金してもらうことができます。ただし、翌月以降は病院での返金はできず、別途申請が必要だそうです。
まとめ
- 保険証の番号が変わらなければ、旧姓の保険証を使用できる
- 万が一全額負担しても、新しい保険証をもらってから申請すれば、払いすぎた分は後から戻ってくる
新しい保険証がもらえるまで、1ヶ月ほどかかる場合もあります。歯医者の定期検診など通院のタイミングを多少遅らせても問題なさそうな場合は、新しい保険証が手元に届いてから病院にかかるのが一番安心です。
ただし、体調が悪い、予約が取りにくい、他の日は仕事が休めない、などの事情がある場合は、無理せず行ける時に行きましょう。