【宿泊レビュー】湖の栖（このすみか）が最高すぎた！サンパレスとの違いやおすすめポイントを解説！【北海道・洞爺湖】

旅行が好きで、これまでさまざまなホテルに宿泊してきた私が「今まで泊まったホテルで一番良かった！」と言えるのが、湖の栖（このすみか）です。

この記事では、「ザ・レイクスイート湖の栖ってどんなところ？」「他と何が違うの？」「客室や食事はどんな感じ？」「どんな人におすすめ？」という疑問を解消できます。

ザ・レイクスイート湖の栖への宿泊を考えている方、北海道の観光で宿泊先を探している方などの参考になれば幸いです。

おすすめポイント

ザ・レイクスイート湖の栖のおすすめポイントは、大きく①客室、②お風呂、③花火、④食事に分けられます。

それではさっそく、１つずつ見ていきましょう。

客室露天風呂

ザ・レイクスイート湖の栖の一番の目玉が、客室露天風呂です。

目の前には洞爺湖が広がり、美しい自然を楽しみながら、人目を気にせず、ゆっくり温泉を楽しむことができます。

ボタンを押すと温泉が出てきて、10~15分で溜まると自動で止まります。入りたい時にボタン１つですぐに入れるのが嬉しいポイントです。

大人２人が足を伸ばして入ることができるくらいの広さがあり、洞爺湖を眺めながらゆったりと会話を楽しむのも良さそうですね。

洗面所（兼脱衣所）に床暖房が採用されているのも珍しいです。

お風呂上がりのスキンケアや朝の身支度など、洗面所を使用する時間を通算すると意外と長いことに気付きます。少しでも快適に過ごしてもらうために、ここまで客室にこだわっているホテルはなかなか無いと思います。

”寝ている間に浴衣がはだけたり布団がずれたりして、起きた時にはすっかり身体が冷えてしまっていた”という経験がある方もいるのではないかと思います。また、足先が冷えやすい方も多いと思います。

洗顔や歯磨き、ヘアセットなどを洗面所で済ませるうちに足から温まることができるのは嬉しいですね。いずれにしても客室露天風呂があるので、普段から冷えに悩んでいる方でも安心して宿泊できます。

客室内には、バスローブ、作務衣、浴衣がそれぞれ人数分用意されています。

ただし、浴衣の上に着る陣羽織はフロントでもらうことになっています。

「作務衣の方がラク」「浴衣の方が可愛い」など、館内着は人によって好みがあると思うので、好きなものを選んで着ることができるのは良いサービスですよね。

また、客室にはフェイスタオルとバスタオルがそれぞれ１人１枚ずつあります。大浴場にもタオルがあるので、客室のタオルを持って行く必要はありません。

いちいちフロントでタオルをもらうのも面倒なので、客室露天風呂も大浴場も入りたい方にとってはありがたいですね。

夕食ハーフビュッフェ

夕食はハーフビュッフェとなっており、席には既に料理が用意されています。

お刺身やカニ料理、お鍋などが美しく並んでおり、見た目も味も良かったです。

ビュッフェでもお寿司やお刺身、カニなどがあり、全体的に海鮮ものが充実しています。北海道の新鮮な海の幸を思う存分味わうことができます。

ビュッフェはかなり品数が多く、もちろんサラダや洋食も数多く用意されています。スイーツだけでも２０種類ほどあったのではないかと思います。

ワインやチーズもあったので、ご飯をたくさん食べられない人でも一緒に楽しめそうです。

１回の食事では到底食べきれないほどたくさんのメニューがあるので、好き嫌いが多い人でもお腹いっぱいになれると思います。

ビュッフェは食べ放題で時間制限はないので、色々なメニューを楽しみたい人は、少し休憩しながら食べるのも良いですね。

花火の打ち上げ

夜になると、洞爺湖を船で移動しながら花火を打ち上げてくれます。

客室から見ることができるのですが、「全室レイクビュー」なので、全員が特等席で花火を楽しむことができます。

チェックイン時に、船が客室の近くに来る大体の時間を教えてくれるので、花火を見たい方は食事や入浴の時間がかぶらないようにしましょう。

ちなみに１０月末に宿泊した際は、２０時３０分頃に客室前に来てくれました。

客室のベランダにソファがありますが、夜なので長く外にいると冷えます。上着を羽織ったり、お尻の下にタオルなどを敷くなど、防寒対策をして楽しみましょう。

客室のコーヒーやお茶をいれて、ベランダで飲みながら見るのもおすすめです。

花火のサイズも十分大きく、どんどん打ち上げてくれるので、地元の花火大会でよくある”謎の待ち時間”がかなり少ないのもうれしいポイントでした。

一方で、大きな音が苦手な人や、早めに寝たい人にとっては困ってしまうイベントかもれません。

花火の打ち上げは１年中行われるわけではないで、「花火は無くてもいい」という方は、打ち上げがない時期に宿泊すると良いでしょう。

大浴場

ザ・レイクスイート湖の栖に宿泊すると、サンパレスの大浴場も利用することができます！

ザ・レイクスイート湖の栖の大浴場、サンパレスの大浴場、客室露天風呂と、お風呂だけで３カ所も利用できるのは嬉しいですね。

しかも、大浴場がすごいんです。

ザ・レイクスイート湖の栖の大浴場は、洗い場が８席、屋内に温泉が１つと水風呂が２種類、サウナがあります。屋外に寝湯が５人分くらい（正確な数字は覚えていない…）と、大きな露天風呂が１つあります。

特徴的なのは以下の３つです。

露天風呂

露天風呂はかなり大きく、一度に多くの人が入浴できます。

横に広く、奥に行くほど深い作りで、目の前いっぱいに広がる洞爺湖の景色をより多くの人が楽しめるように設計されています。

露天風呂の入り口に身長１２０cm未満の人は入浴できないという注意書きがあります。低身長さんやお子様連れの方は注意してください。

サウナ横の冷蔵庫

サウナの横に小さな冷蔵庫とゴミ箱があります。

冷蔵庫の中には、客室内の冷蔵庫に入っているものと同じ５００mlのペットボトルのお水が入っており、無料で誰でも自由に飲むことができます。

私も１本いただきましたが、その場ですべて飲みきることはできませんでした。サウナに入った後も、ペットボトルが湯船に入らないように注意しながら洗い場や温泉を利用しました。結局、最後まで飲みきれずにお部屋まで持ち帰りました。

冷蔵庫横のゴミ箱が空だったので、おそらく皆さん飲みきれずに客室まで持ち帰っているのではないかと思います。

ペットボトルやお水が温泉に入らないよう、温泉に浸かりながらお水を飲まないなどの注意は必要ですが、大浴場内で冷たいお水が飲めるのはありがたいですね。

洗い場や椅子が高め

皆さん、温泉の洗い場を想像してください。シャンプーや洗い桶、イスの高さなど、全体的に目線は低めで、少し前かがみになりながら洗うのが普通ではありませんか？

ザ・レイクスイート湖の栖は、洗い場が全体的に少し高めで、１５８㎝の私がイスに座ってちょうど床に足裏全体がペタッとつくくらいでした。

イスだけでなく、蛇口やシャンプーなどをおけるスペースも少し高い設計になっているので、前かがみになることなく自然で楽な姿勢で全身を洗うことができます。

イスが低いとひざがなんだか邪魔で窮屈な感じがしますよね。不必要に体を曲げずに洗えるのは地味に嬉しいポイントです。

朝食ビュッフェ

夕食はハーフビュッフェで一部のメニューが決まっていましたが、朝食は完全なビュッフェ形式です。

朝食にも海鮮物があり、ご飯に好きな具材を乗せればオリジナルの海鮮丼を楽しむこともできます。

夕食ほどではありませんが、デザートも１０種類ほどありました。朝なのでこれだけあれば十分ですよね。

ちなみに私たちは夕食時と全く同じ席に案内されました。たまたまかもしれませんが、もしかしたらコロナ対策で席を指定していたのかもしれませんね。

こんな人におすすめ！

実際に宿泊してみて大満足のホテルでしたが、特におすすめしたい人を以下にまとめました。

私自身、先に宿泊した家族や友人からザ・レイクスイート湖の栖がおすすめだという話を聞いて、いつか泊まってみたいと思っていました。

実際に泊まってみて、私も他の人に自信を持っておすすめできるホテルでした。

周辺の観光地は、車があればあっという間に回れてしまうので、ホテルで過ごす時間が長くなると思います。観光メインでなく「ホテルを楽しむ」という気持ちで宿泊しても、全く期待を裏切りません。

宿泊料金が少々お高いのですが、お財布が許す人はぜひ一生に１度泊まってみて欲しいホテルです。

実はサンパレスもすごい！２つの違いは？

実は、洞爺サンパレスとザ・レイクスイート湖の栖は建物がつながっています。

ザ・レイクスイート湖の栖の建物に入るためにはカードキーが必要なので、洞爺サンパレスの宿泊者は入れないようになっています。一方で、ザ・レイクスイート湖の栖の宿泊者はサンパレスの建物に入ることが可能です。

このため、ザ・レイクスイート湖の栖の宿泊者もサンパレス洞爺サンパレスのプールを利用することができます。また、私が宿泊した時は、朝食会場が洞爺サンパレス内の会場でした。

洞爺サンパレスと比較すると、洞爺サンパレスが小さなお子様のいるファミリー層が多く、ザ・レイクスイート湖の栖は社会人の友人同士やカップル、年配の方が多い印象でした。

ザ・レイクスイート湖の栖は客室でゆっくりと過ごせるような環境が整っている分、宿泊料金も安いとは言えないため、落ち着いた空間でゆったりと贅沢な時間を過ごしたい大人向けです。

一方の洞爺サンパレスは、食べ放題・プールあり・温泉ありなのに比較的リーズナブルに宿泊できるため、子どもも楽しめるコスパの良いホテルとして人気のようです。

サンパレスは食事も美味しいし、施設もキレイです。お子様連れや、「観光がメインで、ホテルでは食事と入浴さえできれば良い」という方はサンパレスで十分だと思います。

「ホテルで過ごす時間を楽しみたい」「贅沢な時間を過ごしたい」「静かにゆっくり過ごしたい」という方は、断然、ザ・レイクスイート湖の栖がおすすめです。きっと特別な思い出になります。

まとめ

ザ・レイクスイート湖の栖はゆっくりと贅沢な時間を過ごしたい大人におすすめのホテルです。一方のサンパレスは、お子様連れに人気のコスパ抜群のホテルです。

大自然に囲まれて、美味しい食事と素敵な客室で過ごす時間を楽しみたい方は、ぜひ、ザ・レイクスイート湖の栖へ宿泊してみてください。

普段からよく高級ホテルに宿泊している方でなければ、ここでの体験は、きっと特別な思い出になると思います。

ザ・レイクスイート湖の栖で素敵な時間をお過ごしください。

copo

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スキルアップを目指して日々勉強する20代OLです。 社会人になってから独学で簿記２級、FP２級、TOEIC765点を取得。令和6年に国家資格である社会保険労務士試験に合格。 学習に関する情報などをマイペースに更新していきます。