集中力が続かない人必見!ポモドーロでトータル勉強時間アップを目指そう!おすすめのタイマーも紹介
集中力が続かなくて悩んでいませんか?
私も以前は、1日40分くらいしか勉強できませんでした。
それが今では、2時間くらいなら難なく勉強できるようになりました。
変えたことは1つだけ。それは、「ポモドーロ」テクニックを取り入れたことです。
この記事では、「ポモドーロ・テクニックとは何か?」「どうしたら長時間の作業が可能になるのか?」から、ポモドーロ・テクニックを使った具体的な勉強法や、おすすめのタイマーなどをご紹介します。
学生さん、社会人、主婦の方など・・・誰でもすぐにマネできる内容ですので、ぜひ最後までご覧いただき、集中力と作業時間をアップさせてください!
ポモドーロ・テクニックとは
ポモドーロ・テクニックとは、短時間の作業と休憩を繰り返すことによって、集中力を長く持続させるというものです。
具体的には、「25分作業・5分休憩」を1セットとし、これを何度も繰り返す、という方法が多く採られています。
集中力が完全に切れる前に休憩を挟むことで、結果的に長い時間作業できるのです。
また、作業を短時間で区切ることにはもう一つ意味があります。
それは、キリの悪いところで作業を中断しないといけないので、5分休憩したあとに自然と作業に戻ることができる、ということです。
そのためには、1日の初めに「今日はこれをやる!」「〇〇をここまで終わらせる」など目標を立てておくのがコツです。
25分で1日のタスクが終わることは、ほぼないと思います。
この「やるべきことが終わっていない」という気持ち悪さが、作業に戻るのに一役買ってくれるのです。
おすすめのタイマー
ポモドーロ・テクニックで最も大切なのは、「短時間集中・短時間休憩」を繰り返すことです。
時間を意識しないと、「キリの良いところまで」とついつい作業しすぎてしまったり、ダラダラ休憩しすぎてしまったりする場合があります。
これを防ぐために、タイマーを使うのがおすすめです。そこで、勉強に適したタイマーを2つご紹介します。
minee3
私も普段から使用していて、かなりおすすめなのが、「minee3(読み:マイニースリー)」というタイマーです。
こちらは数字の表記がなく、色で測るタイマーとなっています。残り時間が目で見て直感的にわかるのが一番の特徴です。
さらに、もう一つ推したいポイントが、インターバル、つまり休憩時間を設定できることです!
普通のタイマーだと、25分セットして、0になったら自分で止めて、5分経ったなと思ったらまたスタートボタンを押して・・・となりますよね?
それが、このタイマーは、設定した時間を設定した回数繰り返してくれるのです。
どういうことかというと、「25分勉強、5分休憩、繰り返しを4回」に設定しておくと、
作業時間と休憩時間の切り替えが自動的に行われるので、
1セット30分(25+5)×4回=2時間経過するまで、タイマーに一切触れる必要がありません。
2時間経過して、タイマーが動かなくなったなと思ったら、15〜30分の休憩に入れば良いのです。
こちらのタイマーは作業時間が経過するにつれて色が減っていき、真っ白になると休憩時間に入ります。
休憩時間中は、逆再生の要領で色が増えていき、全面カラーシートになったらまた作業時間開始!という流れです。
これで、「今が何時だからあと何分やらなきゃ」と考えることがなくなってストレスが減ったし、ついつい休憩しすぎることも防げるので勉強時間が大幅に伸びました!
また、作業時間経過後と休憩時間終了時に音とランプで知らせてくれるのですが、音量が選べて、無音にもできるので、静かな場所でも使うことができます。
前の世代のmineeは時計のようなカチカチ音がしたそうですが、ご紹介しているminee3は、静かな場所で耳を澄ませたらやっと聞こえるくらいなので、図書館でも気にせず使用できます。
このタイマーの使い方や特徴は、文字で説明するよりも実際に見てもらった方が分かりやすいと思いますので、興味のある方はぜひ下のYouTube動画を見てみて下さい。
設定の仕方を紹介した動画ですが、どんなものなのかイメージが掴めると思います。
ドリテック 学習タイマー
続いて紹介するのは、ドリテックのタイマーです。
こちらは学習用のタイマーで、見た目の可愛らしさだけでなく、シンプルな作りで操作がカンタンなのも魅力です。
小さなキッチンスケール(はかり)のようにも見えますが、この特徴的な大きな四角の部分がボタンになっています。
あらかじめ勉強時間を設定しておき、0になったら知らせてくれるアラームのような使い方もあれば、
ストップウォッチのように、勉強を始めるときと終わるときにボタンを押して、何分勉強したのかを数える使い方もできます。
こちらもminee3と同様、音量が選べます。無音にしてもランプの光で知らせてくれるので安心です。
そんなに休憩していいの?
頑張り屋さんほど、とにかく勉強しなきゃ!と思いがちです。
休憩することを悪いことのように考えてしまっていませんか?
例えば、頑張って40分勉強し続けても、疲れて「今日は頑張ったしいいや!」とやめてしまったら、その日の勉強時間は40分です。
頑張って疲れた時の休憩時間は、つい長くなりがちです。そして長く休むと、勉強に戻りにくくなりませんか?
少しだけ、と思ってYouTubeでも見始めたら最後、関連動画の沼にハマって、もう戻れません。
一方で、25分勉強して5分休憩した後、もう一度25分勉強できれば、もうその時点で50分勉強したことになります。
休憩すると勉強に戻れなくなりそうでこわい、と思う人もいるかもしれませんが、この方法だと長時間一気に勉強するよりも圧倒的に疲れを感じにくいので、意外とすんなり勉強に戻ることができるのです。
25分・5分じゃなくてもいい!
個人差はありますが、一般的に、人間が一度に集中できる時間は長くても90分と言われています。
大学の講義も、1コマ90分の場合が多いですよね。
しかし、90分なんて「早く終わってくれ!」とイライラしてくるくらい長いです。正直、高校の50分の授業でも長いです。
私たちは小学校からずっと1コマ45分程度の授業を受けてきたので、「1度にまとまった時間勉強しないといけない」という固定観念を、無意識のうちに持ってしまっている方もいるかもしれません。
しかし、集中していない状態で無理に続けても、非効率ですし、得られる効果は薄れてしまいます。
また、人によって集中できる時間は異なります。
ポモドーロ・テクニックを取り入れる上では、作業時間を10分にしたり、30分にしたりと、自由にアレンジして良いとされています。自分に合ったサイクルを見つけましょう!
ちなみに私は、30分作業・5分休憩を1セットとしています。これには理由があります。
授業を受けているとき、途中で集中力が切れて「早く終わらないかな」と思わず時計を見てしまったこと、ありませんか?
私はそれが、授業開始から25分〜30分経過した時点であることが多かったのを思い出しました。
それで、30分くらいなら集中できるかも!と思って、この時間設定にしました。
結果は大成功!休日だと、6セットを一気に回したことも何度もあります。
6セットだと、休憩時間を除くと3時間勉強したことになります。通しで3時間はなかなかできませんが、ポモドーロを使うと不思議とできてしまいます。
作業時間を30分にすると、「2セットで1時間」「4セットで2時間」と、何時間勉強したかを後から計算しやすいのも気に入っています!
なお、一般的には4セットしたら少し長め(15〜30分程度)の休憩を取って、再び4セットまわして・・・(続く)というやり方が推奨されているようです。
必ずしもこのサイクルを守る必要はないので、その日の予定、気分や体調などに合わせて、無理のない範囲でおこないましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ポイントをまとめると、
・4セットやったら少し長めに休憩する(15〜30分程度が目安)
・タイマーを使って時間を測ることで、作業しすぎ・休憩しすぎを防ぐ
・休憩=悪ではない!短時間の休憩を繰り返すことで、結果的に長時間の作業が可能に
・時間設定やセット数は変えて良い!自分に合ったペースを見つけよう
ポロドーロ・テクニックで、休憩を上手に取りながら、どんどん作業しましょう!
余談ですが、そもそも「ポモドーロ」とは、イタリア語でトマトを意味する言葉だそうです。
ポモドーロテクニックを考案した人が、トマトの形をしたキッチンタイマーを使っていたことが由来とされています。
↓イメージはこんな感じでしょうか?
可愛いけど勉強には向かなさそうですね笑