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女性必見!婚姻届の書き方とスムーズな結婚後の手続き方法

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「入籍」は婚姻届を出すだけでできますが、実際には入籍前後で様々な準備や手続きが必要です。

また、婚姻届に不備があると、その日のうちに受理されない可能性もあります。

入籍日(結婚記念日)をこの日にしたい!という想いのある方や、結婚前後の手続きを出来るだけ短期間で済ませたいという方は、ぜひ最後までご覧ください。

婚姻届提出の準備

婚姻届を用意して、実際に記載する上での注意点をご紹介します。

婚姻届の入手方法

婚姻届は各市区町村の役場に置いてあります。また、市区町村のHPからダウンロードして印刷したものを使用することもできます。印刷したものを使う場合は、用紙の種類やサイズの指定があるので注意しましょう。

ネット上やゼクシイの付録などにはかわいいデザインの婚姻届もありますが、受理してもらえるかは市区町村ごとに異なるようです。あらかじめ提出予定先に確認しておくことをおすすめします。

婚姻届を記載する際の注意点

婚姻届の住所は住民票のとおりに記載する必要があります。不安な人は、本籍地入りの住民票を取得して、本籍地と住民票の住所を確認してから記載すると良いでしょう。

また、婚姻届には夫婦となる2人だけでなく、保証人2人決めて、それぞれに署名・押印してもらう必要があります。

保証人と言っても、夫婦に何かあった時に責任を問われるようなことはありません。保証人のサインが必要なのは、偽装結婚を防止することが目的のようです。

なお、保証人は必ずしも親である必要はありません。成人であれば誰でも保証人になれます。

芸能人がテレビ番組のロケで結婚間近のカップルに出会って、保証人の欄を書くシーンを見たことがある方もいるのではないでしょうか。

芸能人にお願いできるチャンスはそうそう巡ってきませんが、2人の共通の友人がいれば、その人にお願いするのも良いでしょう。

ちなみに、保証人にも本籍地を書いてもらったり、押印してもらう必要があります。

いきなり「これ書いて!」とお願いすると「本籍地の住所を正確に覚えていない・・・」「印鑑持ってきてない・・・」と困らせてしまう可能性が高いです。保証人をお願いしたい人にはあらかじめ承諾を得ておきましょう。

婚姻届提出日に持っていくべきもの

婚姻届を提出する際に持っていくものは以下のとおりです。

  • 運転免許証などの本人確認書類
  • 印鑑
  • (あれば)マイナンバーカード
  • (本籍地以外で提出する場合)戸籍謄本

本人確認書類

婚姻届を提出する際に、本人確認が必要です。免許証や保険証などの本人確認書類を忘れずに持参しましょう。

印鑑

手続きをスムーズに進めるために、旧姓と新姓いずれも持っていくことをおすすめします。

万が一、婚姻届の書き方に不備があった場合、その場で訂正できるように2人とも印鑑を持参しましょう。この時使うのは旧姓の印鑑です。

また、この日に銀行の名義と銀行印の変更手続きをしたい場合は、新しい名字の印鑑が必要となります。

印鑑はネットで簡単に購入することができます。普段のネットショッピングよりも、発送までに多少時間がかかる場合があるので、入籍日に間に合うように少し早めに注文しておきましょう。私は楽天市場で注文して、1週間ほどで届きました。

↑こちらは認印にしたくて10.5mmで注文しました。
↑こちらは12.5mmで注文して銀行印にしました。

ネットだと字体や大きさ、素材などを簡単に選べるので、自分好みの印鑑を作成してみてはいかがでしょうか。

マイナンバーカード

プラスチックのマイナンバーカードを取得済みの方は、名前や住所の変更が必要です。

通知カードのままという方は、マイナンバーに関して特に必要な手続きはありません。

戸籍謄本

婚姻届は全国どこでも提出できます。ただし、本籍地以外の地域へ提出する場合は、婚姻届と一緒に戸籍謄本の提出が必要です。

戸籍謄本は郵送で請求することもできますが、手元に届くまでに時間がかかる場合があるので、入籍予定日に間に合うように準備しましょう。

婚姻届提出後の手続き

結婚後は、氏名・住所・本籍の変更手続きが必要となります。なお、結婚前に同棲してそのままそこに住む場合は、氏名と本籍のみ変更となります。

役所での手続き

婚姻届を提出したら、新しい戸籍謄本を取得しましょう。

婚姻届を出す際に「新しい戸籍が欲しい」と言うと、戸籍謄本の申請書をくれて、書き方も教えてもらえました。旧姓で書く欄と新姓で書く欄があり、間違えやすいので、注意深く説明を聞きましょう。

婚姻届と戸籍謄本の申請書を提出したら、世帯合併の手続きをします。言われた通りに書類を記載します。(※ここの手続きの有無は市町村によって異なるかもしれません。)

世帯合併の手続きが終わると、新しい戸籍謄本の準備ができるのを待ちます。発行まで約1時間ほどかかる可能性があるため外出しても良いと言われたので、近くのカフェで時間をつぶしました。

ちなみに、年末や婚姻届を提出する人が多い日などは、戸籍謄本の発行が後日になる場合があるようです。

私が行った時も、「本日婚姻届を提出した方は、戸籍藤本の発行まで3日かかります」と書いてありましたが、運よく「今は空いているので、1時間くらい待ってもらえれば出来ますよ」と言ってもらえました。

この辺りの対応は役所ごとに異なると思いますので、「その日に出来ないこともある」と頭に入れておくと焦らなくて良いかもしれません。

銀行での手続き

名前の変更に伴って、通帳やカードの再発行が必要となります。また、名字の印鑑を銀行印にしていた人は、銀行印の変更も必要です。

免許証や戸籍謄本など改正後の名前が確認できるものと、銀行印(変更する方は新旧どちらも)、通帳・キャッシュカードを持って行きましょう。

最近は通帳を発行せずに、入出金はカードで、取引明細の確認はWebまたはアプリで行えます、という銀行も増えていますよね。

かくいう私も北海道銀行がそのパターンで、「古いキャッシュカードは回収するので、新しいカードが届くまでの約1週間は入出金できなくなります」と言われました。必要なら先にATMで出金してもいいよと言われたので、出金させてもらってから古いカードを返却しました。

ちなみに、ゆうちょ銀行は新しいカードが届くまで、古いカードを使うことができます。新しいカードが届いたら、古いカードははさみで切って処分します。

北海道銀行のみ戸籍謄本で手続きしましたが、戸籍謄本は銀行でコピーを取って返してもらえました。免許証の名前を変えた後に銀行に行く場合は、免許証で氏名変更したことを確認してもらえるので、戸籍謄本は必要ありませんでした。

必要なものは銀行によって異なると思いますので、HPなどで調べてから行くことをおすすめします。

ちなみに、銀行は3箇所行きましたが、どこも手続き終了までは30分ほどかかりました。

結婚後に銀行口座の名義を変えていなかったため給与の振り込みやクレジットカードの引き落としが出来なかった、という話も聞いたことがあります。給与の受け取り口座や、支払い用の口座などは特に、早めに氏名変更の手続きをしましょう。

免許証の変更手続き

免許証をお持ちの方は、早めに警察署に行って免許証の氏名、住所、本籍を変更してもらいましょう。

手続きには本籍入りの住民票が必要で、提出を求められるので注意が必要です。

私は住所の変更はなかったためか、戸籍謄本で手続き出来ました。

決められた用紙に免許証の内容をそっくりそのまま書き写す、という地味に面倒な作業を終えて少し待つと、免許証の裏面に変更内容が記載されて返ってきます。中のICチップの登録内容も変えてくれます。

私は着いてから20分ほどで手続きを終えました。

ネット銀行、クレジットカード、ネットショッピングなどの名義変更

ネット銀行、ネット証券(つみたてNISAやiDeco)、クレジットカード、ネットショッピングなどの名義変更も必要です。

本人確認書類の写真をアップロードすることで、ネット上で手続きが完了するものも多いです。免許証をお持ちの方は先に免許証の氏名・住所変更手続きをしておきましょう。

銀行のカードやクレジットカードは再発行となります。ネット上で手続きが完了するものもありますが、楽天カードの再発行やSBI証券の氏名変更などは書類の返送が必要となります。

クレジットカードやネット銀行のキャッシュカードは、新しいカードが届くまで古いカードを使うことができ、「新しいカードが届いたら古いカードは切断して処分してください」という場合が多いようです。

なお、つみたてNISAやiDecoなどをやっている方は、単に氏名の変更だけでなく、引き落とし口座の変更も必要になるので、早めに手続きした方が良いです。

口座の名義が変わるため、早めに手続きしておかないと処理が間に合わず、うまく引き落としができない可能性があります。銀行や警察署での手続きと同じくらい優先度は高いです。

まとめ

結婚によって名字や住所、本籍が変わると、以下のような手続きが必要であることをご紹介しました。

  • 銀行の通帳、キャッシュカード、銀行印
  • 免許証
  • クレジットカード
  • 証券口座
  • ネットショッピング

どれも大切な手続きですので、出来るだけ早めに済ませましょう。

なお、今回ご紹介したものが全てではありません。たとえば、国民年金に関していうと、自営業の方は手続き不要ですが、会社員の方は勤務先に「氏名・住所変更届」を出す必要があります。このように、人によって必要な手続きは異なりますので、何が必要か、ご自身でご確認ください。

また、この機会に、自分のすべての契約を見直すことをおすすめします。私は、全然使っていなかった銀行の口座を解約しました。保険の契約内容を見直すのも良いかもしれませんね。

銀行や証券会社など、お金に関する手続きは早めに済ませた方が良いと思いますが、1日ですべてを終わらせる必要はありません。

私は「1週間以内に全部の手続きを終わらせたいな〜」くらいの気持ちでやりました。郵送でのやりとりが必要なものもありますが、まずは「変更届の用紙を送ってください」という申請を1週間以内にやればいいことにしていました。

すべての氏名・住所を変更するのは大変な作業ですが、何度も新しい名字を記入・入力したり、窓口で呼ばれたりするうちに、だんだん「結婚したんだな」「新しい名字になったんだな」という実感が生まれてくるのではないでしょうか。

「結婚した」という喜びと共に、明るく前向きな気持ちで、ぜひ頑張ってください!

ABOUT ME
copo
スキルアップを目指して日々勉強する20代OLです。 社会人になってから独学で簿記2級、FP2級、TOEIC765点を取得。令和6年に国家資格である社会保険労務士試験に合格。 学習に関する情報などをマイペースに更新していきます。
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