勉強に最適な色は?目的別・おすすめの色の使い分けを紹介
勉強をする際、集中力や記憶力を高めるために「色」を活用するのは非常に有効です。この記事では、勉強に最適な色を目的別に紹介し、それぞれの効果的な使い方を提案します。
色彩がもたらす心理的効果とは?
色は人間の心理に大きな影響を与えることが知られています。例えば、赤はエネルギーや情熱を象徴し、青は落ち着きや集中力を高める効果があります。これらの心理的効果を理解し、勉強に役立つ色を選ぶことがポイントです。
主な色とその心理的効果は以下の通りです。
- 青:集中力を高め、心を落ち着かせる
- 赤:注意を引き、エネルギーを活性化させる
- 黄色:創造性や楽しい気分を促進させる
- 緑:リラックス効果とバランス感覚を与える
- オレンジ:親しみやすさや元気を提供する
このような色の効果を適切に使い分けることで、学習の効果を向上させることができます。
目的別のおすすめの色とその使い分け
集中力を高めたいとき:青
青は冷静さを保ち、集中力を向上させる効果があります。特に、長時間の読書や難しい課題を解く際におすすめです。
- 活用例:
- デスクマットやノートカバーに青を選ぶ
- 青い蛍光ペンで重要なポイントをマーク
- 壁や机の一部を青にすることで落ち着いた環境を作る
記憶力を高めたいとき:赤
赤は視覚的に最も強いインパクトを与える色で、短期記憶に効果的です。ただし、長時間使いすぎるとストレスを感じる可能性があるため、ポイント使いがおすすめです。
- 活用例:
- キーワードや重要な公式を赤で書く
- 赤いふせんを貼って目立たせる
- 試験前の見直し用に赤いペンでメモを取る
「先生が赤で板書した部分はテストに出る」「単語帳は赤シートで暗記する」「市販の教材でも重要箇所は赤字になっている」など、私たちは気づかぬうちに「赤=重要」という認識を持っています。覚えたいことは赤色を効果的に使うと良いでしょう。
リラックスして勉強したいとき:緑
緑は自然を連想させる色で、心をリフレッシュさせ、ストレスを軽減します。プレッシャーを感じるときや、息抜きをしながら勉強したいときに最適です。
- 活用例:
- 植物を部屋の中やデスクに周りに置く
- 緑色のノートや文房具を使う
- 緑が多いカフェや公園で勉強する
緑は目にも優しい色で、疲労を軽減する効果もあります。長時間の勉強に疲れてきたら、遠くの木々を見つめてゆっくり深呼吸すると少しリフレッシュできます。
グリーンノートという、緑色の紙でできたノートも発売されています。光の反射が少なく目が疲れにくいノートで、私も実際に購入しました。
カラーペンやマーカーを使ったときの色の印象が若干変わりますが、書き心地は普通のノートと変わらず使いやすいです。
モチベーションを上げたいとき:オレンジや黄色
オレンジや黄色は明るく楽しい気分を引き出し、やる気を高める色です。特に、新しいことを学び始めるときや、疲れを感じているときに活用しましょう。
- 活用例:
- カラフルなノートやファイルを用意する
- オレンジ色のタイマーや文房具を使う
- 朝のスタートに黄色い小物を身近に置く
なんとなくやる気が出ない時もあると思いますが、そんな時は明るい気持ちにさせてくれるオレンジや黄色などのビタミンカラーを目にすると良いでしょう。
太陽の光にもやる気を引き出す力があると言われています。これは太陽の「色」というよりは「光」によるものだそうですが、セロトニンという幸せホルモンが分泌されてストレスが軽減されたり、体内時計が整ったりすることで、気持ちが前向きになり活動する気力が湧いてきます。朝起きたらカーテンを開けて太陽の光を浴びると一日元気に過ごせますよ。
創造性を発揮したいとき:紫や黄色
紫はクリエイティブな思考を促し、黄色はアイデアを膨らませる効果があります。アイデア出しやエッセイの執筆など、発想力が求められる作業に最適です。
- 活用例:
- 紫色のノートを使ってアイデアを書き留める
- 黄色いペンや付箋でメモを強調する
- 壁にカラフルなポスターを貼る
色を取り入れる際の注意点
過剰な使用を避ける
特定の色を使いすぎると逆効果になることがあります。例えば、赤を多用するとストレスを感じる場合があります。赤シートを使って単語帳の暗記をした後は、白紙に青いペンでさっき覚えたことをできるだけ多く書き出してみる、などバランスを意識して活用しましょう。
目的に合った色を選ぶ
その日の勉強内容や目的に応じて色を使い分けることが重要です。暗記には赤、集中には青といったように適切な色を選びましょう。気持ちを落ち着けて集中したい時に赤を多用したり、イマイチやる気が出ないときに青や緑に囲まれて勉強しようとすると逆効果となる可能性があります。
自分の印象を大切にする
色の感じ方は人それぞれ異なります。先ほど紹介した色の効果は「そう感じる人が多い」といわれているものですが、個人差があるため、必ずしも全員に当てはまるわけではありません。色々と試してみて、自分にとって心地よい色や実際に効果があると感じる色を探してみてください。
色彩を活用した学習環境の整え方
勉強スペースの工夫
壁や机の一部に色を取り入れるだけでなく、間接照明やポスター、文房具の色を工夫することで、簡単に目的に合った環境を作ることができます。
私は学生時代にこちらの色付きルーズリーフを使用していました。ピンク、オレンジ、黄色、緑、青の5色のルーズリーフがセットになっています。どれもパステルカラーで優しい色合いなので、目が疲れることもありませんでした。
当時は色の効果はあまり意識していませんでしたが、自分が覚えたいことをまとめる際に、「今日は緑にしよう」などその時の気分で色を選んで使うのが楽しかったのを覚えています。
パステルカラーのルーズリーフというだけで見た目のかわいさに気分が上がって、「これなら持ち歩いて定期的に見返したい」と思えたので苦なく勉強ができました。
たまに普段と違う文房具を使うと、それだけでやる気が出ることがあるのでおすすめです。
色彩と時間管理の組み合わせ
ポモドーロ・テクニックなどの時間管理方法と色を組み合わせることで、より効果的な勉強が可能です。例えば、集中タイムに青を使い、休憩タイムに緑を取り入れるといった工夫ができます。
私はこちらのタイマーを使用しています。ポモドーロ・テクニックを使って作業や勉強をするのに適したタイマーで、あらかじめセットした回数が終わるまで、勉強時間と休憩時間を交互に表示し続けてくれます。
カラー展開も豊富で、私は元気が出るオレンジ色を選びました。数字ではなく色で視覚的に時間経過を表示するタイマーなので、色選びに迷ったら今回ご紹介したような色の効果を参考に選ぶのもおすすめです。

まとめ
色を上手に活用することで、勉強の効率やモチベーションを大きく向上させることができます。本記事で紹介した色の心理的効果や活用方法を参考に、自分に合った色を取り入れた学習環境を整えてみてください。適切な色の選択は、あなたの勉強をより楽しく、そして効果的にしてくれるでしょう。