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ホテルヨーロッパがスゴすぎた!ちょっと気になるところも正直レビュー【感想】

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長崎県のハウステンボス敷地内にある、ホテルヨーロッパをご存知ですか?

「普通の会社員では全く手が出ない」というほどではないけれど、一部のレストランではドレスコードがあるような、格式高いホテルです。

もちろん、客室の美しさやスタッフの心遣いも素晴らしいです。

この記事では、ホテルヨーロッパの魅力と、実際に泊まって分かった「ちょっと微妙だな」という点を、正直にレビューしていきたいと思います。

「いつか泊まってみたいけれど、実際どうなの?」と気になっている方、「決して安いホテルではないから失敗したくない」と思っている方は、ぜひ最後までご覧ください。

ホテルヨーロッパの良いところ

それではさっそく、良いところからご紹介していきます。

ざっと挙げると、以下のとおりです。

  • 美しいお花
  • 生演奏
  • 客室
  • サービス
  • アクセス
  • 食事

それでは1つずつ見ていきましょう。

美しいお花

ホテルヨーロッパといえばお花のイメージですよね。

お花の種類は季節ごとに変わり、1年中美しいお花を楽しむことができます。

私が宿泊した時期は、色とりどりのバラがキレイに飾られていました。

バラのために空調が低めに設定されているほど、管理が徹底されています。

レストランのすべてのテーブルや客室の洗面所にも、一輪挿しのバラが飾られています。

客室に生のお花があるなんて、素敵ですよね!

ちなみにハウステンボス内では、ハーバリウムが置いてあるお店がたくさんありました。

ハーバリウムも素敵ですが、やはり生のお花にしかない美しさやエネルギーがあるような気がします。

ホテル内で生のお花を楽しめて、とても優雅な空間でした。

生演奏

ウェルカムミュージックや、ナイトコンサート、ランチやディナー時の生演奏、バーでの生演奏などなど・・・

ホテルヨーロッパは生演奏を楽しめる機会がたくさんあります。

開催される時間や場所はさまざまなので、チェックインが遅めの方はナイトコンサート、夜は早めに休みたい方はウェルカムミュージックなど、きっと参加できるものがあるのではないかと思います。

客室

私が宿泊したのは、「フラワールーム ツイン」というお部屋です。大きな赤いお花のデザインが特徴的なお部屋でした。

ベッドや壁紙、カーテンが同じデザインで統一されているだけでなく、ライトやソファの色やデザイン、素材にもこだわりが感じられます。

執筆日(R3年6月)現在、公式 HPでは2名1室の朝食付きプランで1泊55,400円となっています。ちなみに、こちらが1番お手頃なお部屋です。

「フラワールーム」にも、お部屋のデザインはいくつかあるようです。公式HPを見ると、白を基調としたお部屋や水色のお部屋もありました。ただし、お部屋のデザインの指定はできないようです。

お部屋にはペットボトルのお水だけでなく、ネスプレッソのコーヒーメーカー&カプセルがあったり、伊勢茶のティーバッグがあったりと、ちょっと優雅な気分を味わいながらお部屋でゆっくり過ごすこともできます。

伊勢茶は持ち帰ることができるので、自宅でも旅行の余韻を味わえます。

見るからに茶葉が入っている袋(ティーバッグ)の質が違います。お茶にも高級感が感じられます。

サービス

ホテルヨーロッパは、サービスも素晴らしいです。具体的には、次の5つが挙げられます。

チェックイン時の案内

チェックイン時を済ませると、スタッフがお部屋まで案内してくれます。

大きな荷物はカートに乗せて運んでくれるのもありがたいです。

簡単にお部屋についての説明を受け、鍵をもらって案内終了です。

ここで、スタッフの言葉遣いや立ち振る舞いの美しさ、丁寧さに感動しました。

ホテルヨーロッパの雰囲気を壊さないよう、徹底されていると感じました。

ドアの手動開閉

次に驚いたのが、ホテルに出入りする度に、ドアを開けてくれることです。

ロビーのドア前にスタッフが常時立っていて、「行ってらっしゃいませ」「おかえりなさいませ」とドアを開けてくれるのです。

今は自動ドアのホテルも多いですが、ホテルヨーロッパは手動のドアが2重になっています。

出入口1箇所につき、2名のスタッフが常時配置されていることになります。

出入口は複数あるので、その分人手が必要ですが、ぜいたくにスタッフが配置されていたことに驚きました。

手荷物預かり

ハウステンボスの駐車場にある手荷物預かり所で荷物を預けると、約2時間ほどでホテルまで無料で届けてもらうことができます。

車でハウステンボスに行くと、ホテルヨーロッパ宿泊者用の駐車スペースがあります。

そこに車を停めてキャリーバッグなどの大きな荷物を預けたら、ハウステンボスで遊び、満足したらそのままホテルに直行できる。車に戻る必要がないのはとても助かります。

温泉無料券

ホテルヨーロッパには、大浴場や温泉はありません。

もちろん、客室にはシャワーや浴槽があります。

客室のお風呂でも十分なのですが、チェックイン時にもらえる近隣の温泉の無料入浴券を利用するのがおすすめです!

温泉までは無料の送迎バスが利用できますよ。

バス乗り場を探してキョロキョロしながら歩いていると、ドア前に常駐しているスタッフさんが気づいて、「バスが来たらご案内しますので、ロビーでお待ちください」と声をかけてくれました。

バスが来ると、「お待たせいたしました。行ってらっしゃいませ。」と、ドアを開けて送り出してくれました。さすがの心遣いです。

バスは19時以降、1時間に2~3本運行していて、10分ほどで到着します。

タオルも無料で貸してくれるので、着替えやスキンケアなど最低限の荷物で行けてしまうのがありがたいです。

温泉は、5種類ほどのお風呂がありました。お花の形の変わったお風呂もあって面白いです。もちろん露天風呂もあります。

サウナもあって、こんなに充実している温泉を無料で利用できるのは、かなりお得です。

ついつい長風呂してしまいたくなるので、時間に余裕を持ってスケジュールを立てるのがおすすめです。

ちなみに、バスは1時間に3本ほど出ていますが、タイミングによっては、帰りのバスの時間が微妙な場合があります。

私は到着から40分後のバスか70分後のバス、どちらで帰るか悩んだ末、70分は長いかと思い40分後のバスに乗ると決めてから入浴しました。結果、40分では短かったです。

数種類の温泉にゆっくり入浴して、軽くスキンケアをして髪を乾かして・・・となると1時間くらいはあった方が良いと思います。

アクセス

長崎空港から出ているエアポートバスに乗れば、他県からでも気軽にアクセスできます。宿泊者専用のバスで、無料で乗車することができます。

ホテルヨーロッパは、ハウステンボスと直結しています。

空港からハウステンボス行きのバスも出ているので、車でなくてもアクセスできます。

ハウステンボスで遊ぶ方は、ホテルヨーロッパとハウステンボスを結ぶクルーズ船を利用するのが便利です!

チェックイン・クルーズは15:00、15:30、16:00、16:30、17:00、17:30の6便あります。ホテルまでは10分ほどで到着します。

ハウステンボスはとにかく広いので、ホテル直結といっても、自分がいるエリアからは少し距離があることも。歩き疲れた体に、クルーズ船からみる景色と気持ちの良い風が癒しを与えてくれます。

チェックアウト・クルーズは9:00、9:23、9:45、10:00、10:23、10:45、11:23、11:45に運行します。ただし、ハウステンボスの開園時間によっては10:00発の便が運行しなかったりと、運行状況は日によって変わる場合があるのでHP等で確認するのがおすすめです。

乗船中は、船長さんのガイドがあります。チェックインとチェックアウトどちらも利用しましたが、ガイドの内容がそれぞれ異なるので、どちらも楽しめました。

クルーズ船からは、海の魚や白鳥が見られました。白鳥は、船とぶつかってしまうのではないかと心配になるほど近くまで来てくれて、とても癒されました。

食事

今回は朝食のみホテルでいただきました。

ロビーとつながっているレストランで、ビュッフェ形式の朝食を楽しみました。

入り口で検温とアルコール消毒を済ませ、席に案内されます。

各テーブルに一輪のバラが挿してあったのが素敵でした。

ビュッフェを取る前に使い捨て手袋を着用します。手袋は、手をかざすと風が出る機械にセットされていて、風で少し開いたところに手を入れると簡単に装着できる仕組みになっています。ここまで行き届いているのはさすがですね。

レストランでは、オムレツ専門のコックさんがいました。オムレツ用の具材がいくつか用意されているので、好きな具材を好きな分量だけ器に入れて渡すと、それらを入れたオリジナルのオムレツを目の前で作ってくれます。

少し残念な点

  • お手洗い
  • お風呂

お手洗い

狭いとか汚いとか、そういうことは全くありません。掃除もしっかり行き届いていて、壁紙もお部屋と同じ花柄の、素敵な空間でした。

では何が残念かというと、カギがないのです。

ヨーロッパをイメージした素敵なドアが採用されているのですが、ドアノブしかない。ドアノブ自体もシンプルな作りで、どう見てもカギがない。これは想定していなかったので驚きました。

誰かと一緒に宿泊する場合は、使用中にドアを開ける・開けられることがないように注意が必要です。

いつの間にか一緒に来た人の姿が見えない時は、「ベッドやお風呂には居ない=お手洗いかな?」と想像がつけば避けられるので、自分がお手洗いを使用する前に、一緒に来た人がどこにいるか確認したり、一言声をかけたりすると良いでしょう。

もしかすると、カギがないのは一番リーズナブルなお部屋だったから、という可能性もあるかもしれません。「カギがないなら泊まれない」という方は、カギ付きのお部屋があるかホテルに確認してみると良いでしょう。

お風呂

お手洗いに続いて、客室のお風呂もカギがありませんでした。

以前、お風呂にはカギがないけれど脱衣所のドアにカギがある、というホテルに泊まったことがあります。しかし、脱衣所のドアそのものがないのです。

左にお手洗い、正面に洗面台、右にお風呂という作りで、そもそも脱衣所といえるような独立したスペースがありません。

お部屋との仕切りやドアがないので、お風呂に入る時は「こっちに来ないでね」と伝えてから入りました。

また、お部屋のクローゼットの扉に鏡がついているのですが、ベッドの上にいると角度によっては鏡越しに洗面所が見えてしまいます。洗面所=脱衣所なので、服を着ていないタイミングでベッドに居られると危険です。

椅子でくつろいでいてもらうか、いっそのこと寝ていてもらいましょう。

まとめ

今回は、ホテルヨーロッパに実際に宿泊してみて分かったことを紹介しました。

ホテルヨーロッパは、雰囲気づくりが徹底されています。

素敵な空間で最高のおもてなしを受けながら、ちょっとした「非日常感」を味わえるのが魅力だと思います。

紳士淑女向けの高級ホテルのように見えますが、普通のサラリーマンでもちょっと頑張れば泊まれる価格帯のお部屋もあるので、記念日やご褒美に宿泊するのもおすすめです。実際、小さなお子様連れの家族もいらっしゃいました。

家族や恋人など、前述のお部屋のお手洗いやお風呂の件が気まずくない人と一緒に泊まると良いですね。

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ABOUT ME
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スキルアップを目指して日々勉強する20代OLです。 社会人になってから独学で簿記2級、FP2級、TOEIC765点を取得。 学習に関する情報などをマイペースに更新していきます。
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